日常で「スッキリしたい」と感じるときがある。
理不尽なことを言われて、
言い返せなかったとき。
ネガティブな気分だったはずなのに、
急にどうでもよくなったとき。
あるいは、とても単純に、
散らかっている部屋
あーーこのままの人生でいいのかなと
いますぐ解決できないことが頭の中を占める時
こうして並べてみると、
「スッキリ」の正体は、
元気になることや
ポジティブになることとは、
少し違うように思えてくる。
それはきっと、
雑念やノイズが、少しだけクリアになる瞬間。
頭や体のどこかに留まっていたものが、
無理に押し流されるのではなく、
自然に、滞りなく動き出したときに
訪れる感覚なのかもしれない。
だから「スッキリ」は、
何かを足した結果というより、
余計なものが、静かに抜けたあとに
あとからやってくる言葉なのだと思う。
香りを嗅いだときに
「スッキリしますね」と感じる瞬間も、
同じことが起きている気がする。
香りが私たちを変えるというより、
香りが、
すでに心や体の中にあった滞りに
気づかせてくれる。
香りと言葉のあいだで立ち止まってみると、
「スッキリ」という一言の裏側に、
その人なりの時間や状況が見えてくる。
一般的に”スッキリ”と感じやすい香り
レモン
ペパーミント
ユーカリ
ブラックスプルース
呼吸したくなる爽快感のある香りは
呼吸をサポートしてくれる香りでもある。
肺を大きく膨らませて
酸素を取り入れたくなるような
スッキリさせてくれる香りは
私たちをモヤモヤやイライラから
引き離してくれる。
それが一瞬であっても
この一瞬こそが頭を切り替えてくれるのだ。